嵯峨野にある高校に通っていたころから、山科のことは何となく知っていて、一度も行ったことないけどディズニーランドとかいく時に乗った新幹線の車窓から見えるMKボールのイメージ。
最近は仕事柄京都中を移動するので、山科の解像度はかなり上がってきていて、そんななか何度も前を通ることがあって常々気になっていた「スイス菓子ローヌ本店」にやっと行くことができました。
ついさっきまで真夏の暑さだったはずなのに突然肌寒くなった週末、霧雨のなかローヌに初めて行きました。
たまたま仕事がご近所であった幸運と突然の気温の変化に霧雨というアンニュイ成分の増加により普段は「行ってみたいなあ」と何度も思っては通り過ぎていたお店にちょっと気合を入れて入りました。
店内の照明はホワイトで(ホワイトかアンバーで第一印象が決まると勝手に思っています)、やはりスイス菓子というからには清潔感のあるスッキリとした照明と内装でした。
奥の厨房には出来立てのホールのチーズケーキが大量に並んでいたのも好印象でした。
雨降りのホワイトの照明はずるい。ちょっとグリーンっぽく感じるほど、蛍光灯のフリッカーを感じることができるほどの情緒が店内にあって、ショーケースの中にずらりと並ぶチーズケーキはとても眩しくてもう買って帰るしかないと、初めてのお店に入る時はいつも不安になるビビりな自分を鼓舞しながらチーズケーキを注文しました。
洋菓子店でケーキを注文すると箱の中をわざわざ見せて確認させるという謎の伝統を引き継ぐお店も多い中、こちらでは口頭での確認のみ。このハードボイルドさも好印象でした。
購入したチーズケーキを受け取ると普段気にしたこともない、ケーキの箱に驚き。
真っ赤な箱にはお店のロゴが金で箔押しされていて、超モダン。今日みたいな雨降りの薄暗い昼過ぎに手に持って帰れば、赤い箱ぼんやりと光って見えるほどのルビー色。
実際帰宅後にテーブルの上で真っ赤な箱を開けるとき、アンバーのライトが箔押しのロゴや光沢のある赤箱の表面をキラキラと反射させて、超リッチな感じを味わうことができました。
しかしてケーキ本体は超リーズナブルなのでコスパは最高。
チーズケーキの生地はアワアワの超バブルで、バブルカラーの赤箱と合わせていい感じの世界観を感じる?ことができました。
表面にはマーマレード(かな?)がのっていて、琥珀。
見た目にも味わいにも素晴らしいアクセントでした。 チーズケーキにはコーヒーでしょという独りよがりな決めつけが自分の中にあったのですが、紅茶にも合いそうな感じでした。 個人的には濃いめのテ・コアントローなんかが良さそう。
チーズケーキについて普段なにも思わずにただただ食べていた経験しかないのですが、このチーズケーキは色々いい感じでストーリー性もあって勝手にひとりで満足できました。
京都に住んでいる人は身近に「外から来るモンはこんな感じが好きやろ!?」みたいな商品やサービスが多いので、たまに見つける「ワタシに寄り添ってくれる感じ」がとても嬉しくて忘れられない経験になるのです。
「スイス菓子ローヌ本店」のチーズケーキを購入された際はぜひ食べる前に、アンバーのライトの逆光を受けて光り輝くチーズケーキの姿を見てほしいです。
Presented by キョウトスイスイ
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