北向きの窓は一日中同じようなフラットな明るさだから落ち着きます。
私が住む京都市の嵐山は盆地なのでどこを向いても山に囲まれていて、高くないとはいえ建物にも囲まれています。
そういうわけで南向きの窓には建物の影が日に何度か落ちてきてなんだか騒がしいですし、西向きの窓は夕暮れ時には早々に太陽が山に隠れてしまうのでちょっと物悲しい感じがします。
というより知ってました?
嵐山では西側の山が近すぎて夕日は見れないのです。
その時間、観光で嵐山を訪れるひとの大多数は河原町や京都駅のホテルに向けて帰っていくのであまり知られていないのでは?
そして夏になると夕暮れどきには日差しがすぐになくなるので、渡月橋あたりを自転車で走っているとちょっと涼しい感じがします。
でも途中で思い立って自転車をおしながらちょっと歩いてみるとやっぱり暑いので気のせいかもしれません。
たまに仕事で京丹後の浜の方に行くことがあります。
仕事を終えて西の空を見ると見慣れない夕日が海に沈んでいきます。
帰り道はいつもと同じように暗くなっていく空を背にただひたすら南下していきます。
Presented by キョウトスイスイ
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