なんとなくよくないなあ、いけない感じがするなあ、と思ったらとりあえずどこかの神社に参ります。
京都に住んでいるとSクラスの神社で溢れていますが、先日烏丸御池の近くで仕事終わりにふと、そうだ 晴明神社、行こう。
と思ったら数十分後には安倍晴明ゆかりの晴明神社に詣でておりました。
正直、金運アップで有名な御金神社とも迷いましたが、あえてのセレクトでした。
京都に住んでいると、そうだ 〇〇神社、行こう。と思うことが頻繁にあります。
そうだ 京都、行こう。は一昔前はゆったりとした京都を味わう感じが出て、実際京都に着いたらのんびりと観光ができるのでよいコピーでしたが、今では Oh, I will go to Kyoto! になってしまって海外の人で埋め尽くされてしまっています。そうだと思う人が増えにふえてとうとうワールドワイドになってきた感じですね。
なので、私もこのコピーに引っ張られるようにある時から、それまであまり京都の寺社仏閣に興味がない、もはや地元の人が色々と参拝するのは格好悪いのでは?と捻くれていた気持ちが消えて、その日の気分に合わせて「そうだ」京都市にある寺社仏閣にふらっと参拝しようという習慣がいつの間にかついてしまいました。
そして今回訪れた晴明神社は一条寺戻橋横のアニメ顔の式神石像で迎えられるところから始まります。
式神石像の横にある三日月の彫刻が個人的に好きなのですが、もうひとついつも見入ってしまうほど大好きな『泣不動縁起絵巻 折りつづれ絵馬』という安倍晴明の登場する物語の一場面を西陣織で再現した絵馬がお守りなどを販売している建物に飾られています。
この絵馬の元となった泣不動縁起絵巻の該当場面には存在しない星が再現された絵馬には画面いっぱいに散りばめられていてとても神秘的で、これらの絵馬に織り込まれた星の輝きは疲れた心によく響きます。
売店の中に飾られているのであまりじっくりと見れるような雰囲気では無いのでいつも横目でチラチラ見ているだけなのですが、個人的に晴明神社で一番おすすめの見どころです。
Presented by キョウトスイスイ
Presented by キョウトスイスイ