関西には結構な数の路面電車が残っています。
私の住む街には京都市西部の嵐山から大宮や白梅町まで伸びる嵐電が身近に走っていて、車を運転していると真横を路面電車がすれ違ったり、休日には路面電車に不慣れなのか危険な右折をしようとする車が路面電車に大きな警笛?を鳴らされている姿を目にします。
ちなみに運転に不慣れな方は広隆寺前の交差点や山ノ内周辺は路面電車との関係がかなり厄介なので迂回しましょう。
そんな賑やかな嵐電の走る街なのですが、早朝は打って変わって静まり返っています。
仕事柄早朝の四条通を車で移動することが多いのですが、賑やかな日中とは打って変わって、納品業者のトラックやタクシーがちらほら走っているのを見かける程度です。
酔っ払った海外からの観光客2人組が真っ赤な顔をして自転車をふらつきながら漕いでいます。
押しボタンの信号が赤になったので停車すると、京都市の道路は道がまっすぐなので遠くの方まで信号機の光がよく見えます。
渡る人の姿はどこにも見当たりません。
おそらくボタンだけ押して、車通りがないので信号を無視して片側2車線の四条通を渡ったのかな?
嵐電西院駅付近の西大路四条では踏切に自動車用の信号が設置されています。
青の時は踏切手前の一時停止は必要ないので気持ちよく通過できます。
タイミング悪く赤信号になったので、なんとなく懐かしい感じの踏切音と路面電車の重い軋み、歩行者信号の鳩?の鳴き声が周辺ビルに反射する響きを聞きながらこんな早朝にどんなヒトが路面電車に乗っているのかしら?とぼんやり眺めながらヒマを潰します。
Presented by キョウトスイスイ
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